歯周病

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「セカンドオピニオン」対応

歯周病の原因菌を的確に除去し
根本から改善

臨床歯周病学会
指導衛生士」「認定衛生士」在籍
✅超精密検査
✅殺菌療法
✅歯周組織再生療法
✅短期集中治療

日本臨床歯周病学会
「指導歯科衛生士」「認定歯科衛生士」が在籍

歯周病治療のメイン担当は「歯科衛生士」です。歯科医師がメインと考えられる方もいますが、それは正しくありません。もちろん「外科処置」が必要な場合、歯科医師がメイン担当となりますが、それ以外は歯科衛生士がメインとなります。

そのため、歯科衛生士の技術力が、歯周病改善のカギを握ります
当院には歯科衛生士の「上位資格」を持つ「認定歯科衛生士」、「指導歯科衛生士」が在籍しています。歯周病治療の研鑽を日々積んでおり、同業者向けの講演も行っています。当院では認定衛生士をメインに置いた、歯周病治療のプロフェッショナルによるチーム医療を実践しています。

取得条件

認定歯科衛生士になるには、以下のような厳格な条件をすべて満たす必要があります。

✅通算3年以上歯周治療にたずさわった者
✅申請時において継続して2年以上の本会会員歴を有する者
✅年次大会・支部教育研修会への参加が3年間で2回以上である者
✅認定歯科衛生士申請時に教育研修単位が30単位以上の本会会員である者
✅非喫煙者
✅歯周炎患者5症例提示、1症例に関する口頭試問を実施

このように、経験・知識・実績のすべてを備えていなければ取得できない、非常にハードルの高い資格です。

更新条件(5年に1回)

認定歯科衛生士の資格は、5年ごとに更新審査があり、以下のような継続的な努力も求められます。

✅学会や研修会への定期的な参加
✅最新の医療知識・技術のアップデート
✅歯周病に関する診療実績の提出

つまり、認定を維持するには、常に学び、進化し続ける姿勢が必要なのです。当院の歯科衛生士も、この認定を通じて日々研鑽を積み、最新かつ最善の歯周病・予防ケアを患者さまに提供できるよう努めています。

歯周病は「日本人の国民病」

歯周病は、自覚症状がほとんどないまま静かに進行します。気づいたときには歯がグラつき、最終的には抜けてしまうこともある恐ろしい病気です。


令和4年に実施された厚生労働省の調査によると、全体の47.9%の方に歯周病の兆候が見られたと報告されています。実際、日本人が歯を失う原因として最も多いのが歯周病であり、まさに「国民病」と言える存在です。このページをご覧になっている皆さまの中にも、現在「歯周病」に悩み、改善の方法を求めてたどり着かれた方がいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、ご安心ください
歯周病は、原因も治療法も明らかになっている病気です。確かに一度かかると再発しやすい傾向はありますが、生活習慣の見直しや、原因菌に対する的確なアプローチによって、改善・コントロールすることが可能です。以下で、名古屋にある「まさき歯科」での歯周病治療の取り組みについて、詳しくご紹介いたします。

科学的根拠に基づいた「診断」「治療」

歯周病は、歯ぐきの内部で静かに進行するため、外からはその状態を確認しづらい病気です。また、歯周病の原因は細菌による感染ですが、関与する菌には複数の種類があり、それぞれに適した治療法も異なります


そこで当院では、CTスキャン唾液検査などを用いた科学的なアプローチにより、症状の原因をしっかりと見極めたうえで、患者さん一人ひとりに合わせた治療を行っています。当院で実施している検査内容や治療方法について、詳しくご紹介いたします。

科学的な検査で「歯周病の原因菌」を特定

歯周ポケット検査

歯周ポケットの深さは、歯周病の進行状況を把握するための重要な指標です。一般的に、ポケットの深さが4mm以上ある場合は、歯周病を発症している可能性があると考えられます。

CT検査

歯周病は、歯を支えている骨を徐々に溶かしていく恐ろしい病気です。しかし、骨の状態は肉眼では確認できないため、正確な診断には画像検査が必要です。多くの歯科医院ではレントゲンを使用して骨の状態を確認しますが、当院では、より詳細な情報を得るためにCT検査」を導入しています。通常の2次元画像であるレントゲンに比べて、立体的で精密な画像が得られます。見えにくい部分までをしっかり把握し、より的確な診断・治療につなげることが可能です。

位相差顕微鏡検査

位相差顕微鏡」は、口腔内に存在する細菌を生きた状態で観察できる特別な装置です。治療の前後や経過の途中でこの顕微鏡を使用することで、細菌の活動や量の変化を視覚的に確認しながら、治療の効果を評価することができます。

唾液検査

唾液検査では、虫歯や歯周病にかかりやすいかといったリスクを把握することができます。歯周病になりやすいお口の状態かどうかがわかるため、患者さん一人ひとりに合わせた治療方針予防プランを立てやすくなります。

歯周病の根本原因にアプローチする治療法

PMTC

歯周病の改善には、毎日の歯みがきが欠かせません。ただし、歯と歯の間にたまった汚れや、歯周ポケットの奥深くにこびりついた歯石などは、ご自宅でのケアだけでは完全に取り除くことが難しいといえます。こうした汚れをしっかり落とすためには、歯科医院での専門的なクリーニングが必要です。


このプロによるクリーニングは「PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)」と呼ばれます。

当院には、日本臨床歯周病学会の認定歯科衛生士であり、学会などでも多数の講演を行う歯周病予防のスペシャリスト衛生士」が在籍しています。経験豊富な衛生士が、専用の器具や機器を使って、歯垢や歯石をすみずみまで丁寧に除去いたします。

歯周病の新しいアプローチ「GBT」

当院では、歯周病治療の先進的な方法として「GBT(Guided Biofilm Therapy)」を導入しています。これまでの治療は、歯石の除去に重点が置かれていましたが、GBTでは「バイオフィルム」と呼ばれる細菌のかたまりに注目し、根本的な原因にアプローチします。


バイオフィルムとは、歯の表面に付着した細菌が集合して形成される、目には見えない粘着性の膜のことです。これが歯周病や虫歯の温床となりますが、従来のケアでは除去しきれないことも少なくありません。GBTでは、まず特殊な染色剤を用いてバイオフィルムを可視化し、その後、スイスEMS社の「エアフロー」と呼ばれる機器を使って除去していきます。この装置は、細かなパウダーを吹きつけることで歯や歯ぐきを傷つけずに、バイオフィルムや初期の歯石、着色汚れなどをやさしく取り除くことが可能です。

プロバイオティクス

お口の中には、さまざまな細菌が常に存在しています。「プロバイオティクス治療」は、これらの細菌のバランスに着目した新しいアプローチです。サプリメントなどで善玉菌を補って悪玉菌とのバランスを整えることで、虫歯や歯周病にかかりにくい口腔環境づくりをサポートします。

失われた歯ぐきや骨を回復させる「歯周組織再生療法」

歯周病が重度にまで進行すると、歯を支えている骨が溶けてしまい、やがて歯がグラついてきます。このような状態になると、歯科医院によっては抜歯を勧められることもあります。また、そのままにしておけば、自然に歯が抜け落ちてしまうこともあるでしょう。


しかし、溶けた骨を再生させて歯をしっかりと支え直すことができれば、抜歯を避けることが可能です。当院では「歯周組織再生療法」と呼ばれる再生医療を取り入れ、失われた骨や組織の再生を図る治療に力を入れています。ここから、具体的な治療内容について詳しくご紹介いたします。

GTR

実は歯周病によって失われた骨や歯ぐきには、本来「再生する力」が備わっています。とはいえ、自然に元通りになることは非常にまれです。その理由は、骨が再生するよりも歯ぐきの再生スピードの方がはるかに速く、骨が再生する前にそのスペースを歯ぐきが埋めてしまうからです。


そこで活躍するのが「GTR(歯周組織誘導再生法)」という治療法です。この方法では「メンブレン」と呼ばれる特殊な人工膜を使って、骨の再生スペースを確保して歯ぐきの侵入を防ぎます。こうすることで、歯ぐきに邪魔されることなく骨がしっかりと再生する環境を整えることができます。

エムドゲイン/リグロス

エムドゲイン」や「リグロス」は、どちらも骨の再生を促す特殊なたんぱく質を含んだ薬剤です。これらは、歯周病によって失われた骨の再生を促す効果が期待できます。治療では、歯ぐきを切開し、骨が失われた箇所にこれらの薬剤を丁寧に塗布します。
※当院では「リグロス」を使用した治療は保険適応内でお受けいただけます。


個人差はありますが、数ヶ月ほどで骨の再生が進み、グラついていた歯もしっかりと安定してくるのが一般的です。

コラム見た目も改善する「歯肉移植術」

歯周病が進行すると、歯肉が徐々に失われ、歯が長く見えるようになります。これは見た目の問題だけでなく、歯茎の内側にあった歯の部分が外に露出してしまうので、知覚過敏などの新たな問題を引き起こすこともあります。当院では「歯肉移植術」という治療法を用いて、失われた歯肉を再生します。この治療では、主に上あごの歯肉を患部に移植し、歯肉の不足部分を補います。

歯科衛生士が担当する「個別対応」ケア

「まさき歯科」では、患者さん一人ひとりに専属の歯科衛生士が担当する「歯科衛生士担当制」を導入しています。

歯周病を完治させるためには、患者さん自身の生活習慣の見直しも重要です。専属の歯科衛生士が担当することで、それぞれの患者さんに合わせたアドバイスサポートを提供でき、より効果的な治療を実現できるのです。

当院には「日本臨床歯周病学会認定の衛生士」が3名在籍しております。患者さんの歯周病治療を徹底的にサポートさせていただきます。

治療方針に迷ったら、「セカンドオピニオン」をお受けください

歯周病は、予防も治療もできる病気です。昔は「抜くしかない」とされたケースでも、今では歯を残す方法が増えています。ただし、治療は歯科医院だけで完結しません。ご自宅でのケアや、定期的なメンテナンスがあってこそ、効果を発揮します。

また歯周病は、お口の問題だけにとどまらず、心臓病糖尿病など全身の健康にも影響します。大切なのは、「気づいた今」から動き出すこと。私たちと一緒に、歯も身体も、ずっと健康を目指していきましょう。

当院では、セカンドオピニオンにも対応しています。
長く歯周病治療を受けているのに、なかなか改善しない」という方や、「すでに歯周病で複数の歯を失い、残りの歯を守りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

〒453-0053
愛知県名古屋市中村区中村町9-2-1

「中村公園駅」徒歩3分

駐車場あり(7台)