虫歯治療

052-412-4124

24時間WEB予約
24時間WEB予約
キービジュアル

患者さんの
こうして欲しいに、
寄り添う歯医者

  • みが少ない
  • る量が少ない
  • の神経を守る
  • 歯を回避する

ほぼ痛みを感じさせない「優しい虫歯治療」

虫歯治療は痛いもの」というイメージをお持ちの方は、まだまだ多いかもしれません。
これまでに治療で強い痛みを感じた経験から、歯科医院そのものが苦手になってしまったという声も、実際によく耳にします。

しかし近年では治療技術が大きく進化し、できる限り痛みを感じさせない治療法が一般的になっています。

当院でも、患者さんが安心して治療を受けられるよう、「痛みを最小限に抑える」ためのさまざまな工夫を行っています。

ここでは、当院の具体的な取り組みをご紹介します。

痛みを感じにくい「ポイント」を見極めて注射

口腔内には、刺激に敏感な部分と比較的痛みを感じにくい部分とが存在します。この違いをしっかりと把握し、できるだけ痛みの少ない箇所を選んで麻酔の注射を行います。さらに、当院の歯科医師は「粘膜を動かして注射するテクニック」を備えています。表面麻酔をせずとも「いつ針が入ったかわからない」ほど、痛みを感じません。

痛くない治療」に絶対的な自信を持つ当院で、安心して治療を受けていただければと思います。

極細タイプの注射針

注射時の痛みは、使用する針の太さによって大きく変わります。当院では、痛みの軽減を目的として「極細針」を採用しています。これにより、注射が苦手な患者さんにも、安心して治療を受けていただける環境を整えています。

一定の速度で注射できる「電動注射器」

麻酔の注射は、注入速度にムラがあると痛みや不快感の原因になることがあります。そこで当院では、麻酔液をゆっくりと安定したスピードで注入できる電動タイプの注射器を導入しています。この機器により、麻酔時の刺激を抑え、患者さんが感じる痛みをできるだけ少なくする工夫をしています。

体温に近づけた「麻酔液」

冷たい麻酔液を注射すると、その温度差によって痛みや違和感を感じることがあります。麻酔液は、人の体温に近い温度で使用するのが最も自然で快適です。当院では、専用の保温機器を用いて麻酔液を適温に温め注射時の刺激や不快感をできるだけ軽減できるよう配慮しています。

「歯の神経を守る」ことを第一にした虫歯治療

歯の痛みが強い場合、多くの歯科医院では、当然のように神経を除去する治療を行うことがあります。

しかし、歯の神経(歯髄)には、歯に栄養を届ける重要な役割を担っています。この神経を失ってしまうと栄養供給が断たれ、時間の経過とともに歯は脆くなってしまうのです。

症状や進行の程度によっては神経を取ることが最善の選択となるケースもあります。それでも、歯の健康を長く保つためには、むやみに神経を取るべきではありません。当院では「できる限り神経を残す」ことを重視した治療に取り組んでいます。具体的な方針や方法についてご紹介いたします。

「MTAセメント」「ドックスベストセメント」の活用

虫歯を取り除いたあとは、必要に応じて「MTAセメント」「ドッグスベストセメント」と呼ばれる特殊な充てん材を使用します。この充てん剤には高い殺菌作用があり、治療部位の除菌に効果的です。

さらに、硬化する際にわずかに膨らむ性質があるため、詰め物と歯の間に隙間が生じにくく、細菌の侵入を防ぐことにもつながります。虫歯の再発リスクを抑えることができ、長期的な予防にも役立つのです。

歯の神経を保護する「覆髄法」

虫歯が神経のすぐ近くまで進行している場合には、歯の神経をできる限り残すことを目的とした「覆髄法」という治療を行います。これは、感染した歯質のみを丁寧に取り除いたうえで、神経の上にMTAセメントという薬剤を用いて保護する方法です。

炎症部分だけを処置する「断髄法」

虫歯が神経にまで達すると、一般的には神経全体を除去する処置が必要とされますが、症状によっては、必ずしもすべてを取り除く必要がない場合もあります。その方法が「断髄法」です。


断髄法では、炎症を起こしている部分だけを選んで除去し、健康な神経はできるだけ温存します。処置後には、MTAセメントを用いて神経を保護するためのカバーを施します。ただし、神経全体に炎症が広がっている場合は、この治療法では対応できず、最終的には神経をすべて取らなければならないこともあります。

なるべく削らない「やさしい虫歯治療」

これまでの虫歯治療では、虫歯の部分だけでなく周囲の健康な歯までを大きく削り、詰め物や被せ物を装着するという方法が一般的でした。

しかし必要以上に歯を削ってしまうと、再発時に再治療が難しくなり、最終的には歯を残せなくなるリスクも高まります。そのため歯の寿命をできる限り延ばすには、健康な歯の部分を「極力削らずに残す」ことがとても重要です。

当院では「虫歯部分だけをしっかり取り除き、健全な歯は極力触れない」という考えに基づき、できるだけ削る量を抑えた治療を実現しています。

マイクロスコープ&高倍率ルーペの活用

虫歯と健康な歯の境界を、肉眼だけで正確に見極めるのは非常に難しいことです。そこで当院では、すべての治療において「マイクロスコープ」や「高倍率ルーペ」を活用し、拡大された視野のもとで処置を行っています。

患部を十数倍に拡大することで、細部まで鮮明に確認できるため、健康な歯をできるだけ残し「虫歯の部分だけを正確に取り除く」精密な治療が可能になります。

虫歯を正確に見極める「う蝕検知液」

当院では「う蝕検知液」と呼ばれる専用の染色液を歯に塗布します。この検知液は、虫歯菌に感染している部分だけに反応し、色がつく仕組みになっています。そのため、着色された部分だけを的確に削ることができ、健康な歯をできるだけ残した治療が可能になります。

「抜歯と言われた歯」でも残せる可能性あり

虫歯が重度に進行している場合など、やむを得ず抜歯が必要になるケースもあります。通常、歯を失ったあとは「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」といった補綴治療を行いますが、これらは患者さんにとって身体的・経済的な負担が大きく、噛み心地や機能の面でも天然の歯には及びません


そのため当院では、患者さん自身の歯をできるだけ残す「非抜歯治療」を大切にしています。
※すべての症例で抜歯を回避できるわけではありませんので、ご了承ください。

以下では、具体的な取り組みについてご紹介します。

進行した虫歯も残す「エクストリュージョン」

写真のように、虫歯が進行して歯が大きく崩れてしまうと、被せ物を支える歯の土台が残っていないことがあります。通常、このようなケースでは抜歯を選択されることが多いのが現実です。

しかし「エクストリュージョン」と呼ばれる治療法を用いれば、歯を残せる可能性があります。

エクストリュージョンは矯正治療の一種で、歯茎の中に埋まっている歯の根を少しずつ引き上げて被せ物を装着できる部分を新たに確保します。これにより、従来なら抜歯と診断されるような状態でも、歯を保存できる可能性が広がります。

歯の根の先にできた病変を治療する「歯根端切除術」

神経を取り除いた歯であっても、後に炎症が再発し、歯の根の周囲に膿がたまることがあります。症状が軽ければ、再度の根管治療で対応できることもありますが、炎症が進行している場合には、抜歯を選択せざるを得ないケースもあります。


当院では、そのような場合でも歯を残せる可能性を広げるため「歯根端切除術」という外科的な処置を行うことがあります。この術式では、まず歯茎を切開し、炎症の原因となっている歯の根の先端と膿のたまった組織を取り除きます。処置後にできた空洞は血液で満たされ、やがて新しい骨が再生されていきます。

治療後の「再発」を防ぐために

虫歯は、ミュータンス菌をはじめとした細菌によって引き起こされる感染症です。これらの細菌は常にお口の中に存在しており、そのバランスが崩れることで虫歯が再発しやすくなり、整っている状態だと虫歯予防が可能になります。当院での取り組みをご紹介します。

プロバイオティクス

私たちの口の中には、数兆個にもおよぶ細菌が存在し、常に善玉菌と悪玉菌がせめぎ合っています。このバランスが崩れて悪玉菌が優位になると、歯周病を引き起こす細菌が増殖しやすい環境になってしまいます。そこで注目されているのが「プロバイオティクス療法」です。善玉菌の働きを助け、悪玉菌の増加を抑えることで、口腔内の菌のバランスを健全に保ち、歯周病のリスクを低減する新しいアプローチです。

唾液検査

唾液を調べることで、虫歯や歯周病に対するかかりやすさや、リスクを把握することができます。こうした検査結果をもとに、患者さんごとの口腔内の状態に合わせた治療や予防のプランを設計できるため、より効果的なケアが可能になります。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

〒453-0053
愛知県名古屋市中村区中村町9-2-1

「中村公園駅」徒歩3分

駐車場あり(7台)